M&A NEWS

2025/02/28

DMG森精機<6141>、工作機械販売・設置工事の宮脇機械プラントを子会社化

DMG森精機は工作機械の生産・販売にとどまらず、顧客企業の工場の自動化や生産効率化、省エネなどのソリューションを提供する「MX(マシニング・トランスフォーメーション)」戦略を推し進めており、その一環。宮脇機械プラント(兵庫県明石市)は1966年設立で、工作機械販売後の保守・修理やオーバーホールに関する経験豊富なエンジニア人材を多数抱え、同社を取り込むことでMX戦略の展開加速につなげる。

DMG森精機は宮脇機械プラントの株式47.4%を保有する大阪中小企業投資育成などから50%超の株式を取得し、3月4日付で子会社化する。そのうえで残る株式を株式交換で取得し、3月28日付で完全子会社化する。株式の取得価額は非公表。株式交換にあたっては宮脇機械プラントの1株にDMG森精機の8株を割り当てる。宮脇機械プラントは売上高55億1000万円、営業利益1億7900万円、純資産26億7000万円(2024年3月期)。

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