企業買収を成功させるポイント
ABOUT M&A
- 会社を買収するには
- 企業買収を成功させるポイント
- 買収監査(デューディリジェンス)とは
- クロージングと引継ぎ
- 企業買収の流れと手順
目次
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- 2
M&A成功の秘訣は、売り手も買い手も「決断力」です。その他、M&Aを成功させるための勘所をまとめてみましたのでご参考ください。
企業買収を成功させるために買い手が見るべきポイント4つ
- 事業シナジーが見込めるか?
- 社風や企業文化は合うか?
- 自社の身の丈に合っているか?
- 相手先の従業員から協力してもらえるか?
M&Aのメリットは「1 + 1」以上の相乗効果をもたらす点にあります。買収後のイメージがまったく描けない場合は、失敗する確立が高いといえるでしょう。
また、売り手企業の従業員の心をつかむことも重要です。「あの人たちとならやっていけそうだ」と思ってもらえるかどうかもポイントとなります。
その他注意するべきポイント
「いかに売り手企業を伸ばすか」という視点を持つ
M&Aの交渉過程において、初期は売り手と買い手の金額に開きがあることがほとんどです。金額をあいまいにしたままお話を進めることもできますが、金額の折り合いがつかず破談となる前に、条件交渉の際にはしっかりと「自社が考える投資判断基準」を伝えることが大切です。
大切なのは「安く買い叩こう」という発想ではなく、「その会社を買収することで、今後事業をどう発展させていくか」、「買収した企業でどう収益を上げていくか」という視点です。
買い手企業は通常、決算書の数字を見て、買収の価値があるかどうか判断しますが、そればかりでは売り手の気持ちがそがれてしまいます。
売り手の気持ちを考える
最初は数字を見て、最後は築き上げた会社を手放すオーナーの気持ちを理解することでM&Aがまとまる可能性が高くなります。
「この社長の会社なら引き受けたい」、「この社長に託したい」とお互いの信頼関係が生まれてくると、金額に開きがあった場合や、条件に食い違いがあった場合でも、自然と歩み寄ることができるようになります。
買収資金はアフターM&Aも考慮する
M&Aを行なう際、「買収資金」のほかにも追加投資資金が必要となる可能性もあります。買収後にかかる資金も計算に入れておきましょう。
買収前
- 弁護士報酬、買収監査 (デューディリジェンス) 費用
- 仲介会社への手数料 (基本合意報酬等)
買収時
- 買収資金 (決済)
- 仲介会社への手数料 (成約報酬)
買収後
- 追加投資資金、運転資金 (税金なども含む)
- 借入金 (買収資金) 元利支払い
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