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2025/02/21

SWCC<5805>、電線・電子部品メーカーのTOTOKUを政投銀と共同で買収

電線・ケーブルメーカーのSWCCは成長戦略として半導体・モビリティー分野への展開と海外事業の拡大を打ち出しており、TOTOKU(旧東京特殊電線、東京都港区)を傘下に取り込み、その加速につなげる。

TOTOKUは半導体検査装置やモビリティー、AI(人工知能)サーバーの各分野で競争力を持つ製品群を抱える。TOTOKUは2023年に米投資ファンドのカーライル・グループによるTOB(株式公開買い付け)を経て東証スタンダード市場への上場を廃止し、カーライルの主導で経営改革を推し進めてきた。同社は売上高198億円、営業利益2億4000万円、純資産116億円(2024年3月期)。

取得価額は約144億円。取得予定日は2025年3月31日。SWCCがTOTOKUの株式51%を取得し、残る49%の株式は日本政策投資銀行が取得する。

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