M&Aニュース
M&A NEWS
2024/09/30
神戸製鋼所<5406>、三菱ケミカルグループ<4188>傘下で製鉄用コークス製造の関西熱化学を子会社化
神戸製鋼所は、製鉄用コークスを製造する関西熱化学(兵庫県尼崎市。売上高1310億円、営業利益8億5200万円、純資産175億円)の株式を追加取得し、子会社化することを決めた。親会社の三菱ケミカルグループから全保有株式51%を引き取り、現在24%の持ち株比率を75%に引き上げる。製鉄事業に不可欠なコークスと燃料ガスの製造をグループ内に取り込み、鋼材の一貫生産体制を強化する。取得価額は非公表。取得予定日は2024年10月31日。
関西熱化学は1956年に三菱化成工業(現三菱ケミカル)、神鋼、尼崎製鉄(神鋼が吸収合併)の3社共同出資で設立し、製鉄用コークス、燃料ガス、各種化成品を主力製品とする。神鋼加古川製鉄所(兵庫県加古川市)の隣地にコークス製造工場を構えている。
株主構成の変更に伴い、関西熱化学の出資比率は神鋼75%、神鋼商事15%、大阪ガス10%となる。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.100
地域医療存続と従業員の雇用維持のため
全国展開の医療法人グループに譲渡- #後継者不在
- #創業者
- #地方創生
- #従業員雇用
- #介護・医療
-
INTERVIEW No.99
親子3代で経営してきた理化学機器や研究用試薬などの卸売会社
同業の専門商社に経営を託すことで、
20年後、30年後の安定経営を選択- #後継者不在
- #業界再編
- #従業員雇用
- #老舗
- #商社・卸・代理店