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2024/08/26

ワコールホールディングス<3591>、子会社が運営する福岡工場を補正下着など製造のリライエンスに譲渡

ワコールホールディングスは26日、製造子会社のワコールマニュファクチャリングジャパン(WMJ、長崎県雲仙市)が国内に持つ5工場のうち福岡工場(福岡県久留米市)を、補正下着などを製造するリライエンス(富山県氷見市)に譲渡すると発表した。昨年11月に策定した抜本的な構造改革の一環。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2025年1月1日。

WMJは国内5工場を福井県坂井市と長崎県雲仙市の2工場に集約する。新潟市と熊本県上天草市の2工場は閉鎖(25年1月に操業停止)し、両工場に勤務する約230人の従業員を対象に希望退職を募る。福岡工場の従業員(75人、転籍希望者)は譲渡先で雇用が維持される予定。譲渡する福岡工場の直近売上高は2億7000万円だった。

ワコールは主力の女性用下着の販売低迷で、2024年3月期の営業利益は95億円の赤字となった。営業赤字は2年連続で、23年3月期の34億9000万円から赤字幅が大きく拡大した。

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