M&Aニュース
M&A NEWS
2016/03/18
卑弥呼<9892>、投資会社リサ・パートナーズのTOBに応じ傘下へ
卑弥呼は、NECキャピタルソリューションの子会社で投資会社のリサ・パートナーズ(東京都港区)グループが実施するTOB(株式公開買い付け)に応じ、リサ・パートナーズの完全子会社となると発表した。すでに創業家一族が合計79.78%の株式売却に応じている。卑弥呼は上場廃止となる。
卑弥呼は1976年設立で、「卑弥呼」のブランドで婦人靴を販売するが、人口減少やスニーカーブームの影響で婦人靴市場が縮小し業績が低迷。そのため経営体制の抜本的改革が必要と判断し、戦略パートナーを探していた。リサ・パートナーズは、卑弥呼の人材やノウハウを軸に経営支援し再建を図る。
買付価格は1株あたり2059円で、前日終値に対し126.26%のプレミアムを加えた。
買付予定数は727万4875株(下限は580万4060株で上限は設定されていない)。買付代金は149億円。
買付期間は2016年3月22日から5月24日まで。決済の開始日は2016年5月31日。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.100
地域医療存続と従業員の雇用維持のため
全国展開の医療法人グループに譲渡- #後継者不在
- #創業者
- #地方創生
- #従業員雇用
- #介護・医療
-
INTERVIEW No.99
親子3代で経営してきた理化学機器や研究用試薬などの卸売会社
同業の専門商社に経営を託すことで、
20年後、30年後の安定経営を選択- #後継者不在
- #業界再編
- #従業員雇用
- #老舗
- #商社・卸・代理店