M&A NEWS

2022/02/04

ダイフク<6383>、連結子会社のコンテック<6639>をTOBで完全子会社化

ダイフクは2月4日、連結子会社で産業用コンピューターやIoT(モノのインターネット)サービスを手掛けるコンテックにTOB(公開株式買い付け)を実施し、完全子会社化すると発表した。現在の株式所有割合は60.73%で、TOBが成立すれば東証2部での上場は廃止となる。コンテックは同日、賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。

コンテックは1975年に、ダイフクの社内ベンチャー企業として誕生した。本TOBにより、ノウハウ・技術開発力の強化やグローバルな顧客・調達網の活用、人事交流の活発化による人材の有効活用、コスト競争力の強化といったシナジー(相乗)効果を狙う。

買付価格は1株につき2700円で、TOB公表前日の終値1753円に54.02%のプレミアムを加えた。買付予定数は259万1493株、下限は39万1700株。応募が下限に達しない場合は、買い付けを実施しない。買付代金は最大で69億9700万円。買付期間は2月7日から3月23日までの30営業日。決済の開始日は3月30日。公開買付代理人は野村證券。

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