M&A NEWS

2024/05/09

住友ファーマ<4506>、メルティンMMIから手指リハビリテーションシステム「MELTz」事業を取得

住友ファーマはヘルスケア製品子会社のFrontAct(東京都中央区)を通じて、サイボーグ技術の開発に取り組むメルティンMMI(東京都中央区)から手指運動リハビリテーションシステム「MELTz」事業を取得することを決めた。「MELTz」は手指に運動アシスト装置を装着し、前腕部にセンサーを貼り付けておくと、筋電信号をAI(人工知能)解析してロボットの動きに変換する機器で、住友ファーマとメルティンMMIが共同開発。住友ファーマが2022年9月から販売してきたが、製造・販売機能を統合し、後継品の開発を一体化することで相乗効果の最大化を見込む。取得価額は非公表。取得予定日は2024年6月17日。

メルティンMMIは2013年設立。生体信号処理技術やロボット技術を利用した医療機器、アバター(分身)ロボットなどの事業化を通じて、サイボーグ技術の実現を目指している。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。