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海帆は、美容クリニックの経営・資産管理を手がけるBOBS（大阪市。売上高5210万円、営業利益413万円、純資産3500万円）、ワイデン（大阪市。売上高0円、営業利益△67万5000円、純資産2910万円）の2社の全株式を取得し、子会社化することを決めた。事業構造改革の一環として、かねて美容クリニックを含むヘルスケア分野への参入を検討していた。海帆は主力の飲食事業がコロナ禍の直撃で業績不振に陥ったのを契機に、新規事業としてすでに再生可能エネルギー事業を立ち上げている。取得価額は未確定。取得予定日は2024年6月30日。

BOBS、ワイデンは大阪市に本部を置く医療法人大美会（南真実子理事長）との業務委託契約に基づき、大美会の経営管理などを主力業務とする。大美会はBOBS、ワイデンの大株主である2氏が開業し、大阪市をはじめ京都市、神戸市、岡山市に7店舗の美容クリニック「大美会クリニック」を展開している。

海帆はBOBSなど2社を傘下に迎えるのに伴い、今後、医療機器の販売・賃貸借事業の展開も視野に入れている。