M&A NEWS

2023/11/08

富士ソフト<9749>、子会社のヴィンクス<3784>をTOBで完全子会社化

富士ソフトは8日、58.50%の株式を保有する連結子会社のヴィンクスにTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化すると発表した。買付代金は最大で約148億円。DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとする業務改革やビジネス革新におけるデジタル技術活用の拡大、人手不足を背景とした生産性向上・業務効率化・自動化のための戦略的なシステム投資需要の増加といった顧客ニーズに対応するのが狙い。

ヴィンクスは本TOBに賛同し、株主に応募を推奨している。TOB成立後に、同社の東証スタンダード市場での上場は廃止される見通し。ヴィンクス株の買付価格は1株につき2020円で、TOB公表前日の終値1219円に 65.71%のプレミアムを加えた。

買付予定数はTOBで取得できる上限の732万7309株、下限は144万1600株で、応募が下限に満たない場合は買い付けない。買付期間は 11月9日から12月21日までの30営業日。決済の開始日は12月28日。公開買付代理人はSMBC日興証券。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。