M&A NEWS

2023/10/26

AREホールディングス<5857>、産廃処理子会社のジャパンウェイストをJ‐STAR傘下のレナタスと統合へ

AREホールディングスは26日、産業廃棄物処理子会社のジャパンウェイスト(神戸市)を、国内投資ファンドのJ‐STAR(東京都千代田区)系列で複数の産業廃棄物処理会社を傘下に置くレナタス(東京都千代田区)と統合することで合意したと発表した。レナタスを完全親会社、ジャパンウェイストを完全子会社とする株式交換を2024年3月末に実施する。AREホールディングスは新設会社を通じて株式交換後のレナタスの株式32%を保有したうえで、AREの東浦知哉社長がレナタスの会長に、ジャパンウェイストの中西広幸社長がレナタスの取締役に就く予定。

AREホールディングスは貴金属リサイクル・産業廃棄物処理大手で、7月にアサヒホールディングスから社名変更した。同社の中核子会社であるジャパンウェイスト(旧アサヒプリテック)は北海道から沖縄県まで全国をカバーする事業体制を確立し、2023年3月期業績は売上高2765億円、営業利益174億円。レナタスが首都圏や中部、近畿、北陸に持つ処理施設と一体化することにより、産廃処理・リサイクル業界のリーディングカンパニーを目指す。

レナタスは持ち株会社で、産廃処理を手がけるシンシアホールディングス(東京都千代田区)、新日本開発ホールディングス(兵庫県姫路市)、ハリタ金属(富山県高岡市)などを傘下に抱える。レナタスは今後、株式の上場を計画している。

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