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学研ホールディングスは、ジェイ・エス・ビー傘下で高齢者住宅向けに介護サービスを提供するグランユニライフケアサービス（GUCS、京都市。売上高17億8000万円、営業利益2億8200万円、純資産9億8200万円）の全株式を取得し、子会社化することを決めた。子会社の学研ココファン（東京都品川区）が手がけるサービス付き高齢者向け住宅事業の拡大につなげる。ジェイ・エス・ビーによると、譲渡価額は約42億円。取得予定日は2023年11月1日。

学研ココファンは現在、201拠点でサービス付き高齢者向け住宅事業（2023年8月現在1万265居室）を展開している。

ジェイ・エス・ビーは2012年に高齢者住宅事業への参入に伴う介護サービスの提供を目的としてGUCSを設立。京都・滋賀エリアを中心に地域の交流機会の創出や空き家問題といった地域課題の解決に取り組んできたという。譲渡に先立ち、高齢者住宅事業（2023年4月時点で15拠点、管理戸数722戸）をGUCSに移管・集約する。これにより、不動産賃貸管理事業に経営資源を集中させる。