M&Aニュース
M&A NEWS
2022/03/29
藤久ホールディングス<7135>、手芸出版・教育事業の日本ヴォーグ社を子会社化
藤久ホールディングスは、編み物や刺しゅうなど手芸に関する出版・教育事業を手がける日本ヴォーグ社(東京都中野区。売上高30億7000万円、営業利益3000万円、純資産13億4000万円)を株式交換で子会社化することを決めた。藤久が持つリアル店舗やEC(電子商取引)でのサービス・商品展開と、日本ヴォーグ社の出版・教育事業との相乗効果を引き出し、手芸業界での競争力向上につなげる。取得予定日は2022年7月1日。
藤久と日本ヴォーグ社は2021年5月に業務提携し、手芸教室、商品の企画・開発・販売、顧客の相互送客などの協業を進めてきた。今回、これらの一連の取り組みを深化・加速することで一致した。株式交換比率は未確定。
藤久は全国に手芸専門店「クラフトハートトーカイ」などを約380店舗展開し、100万人を超える会員基盤を持つ。しかし、趣味の多様化や愛好者の高齢化などでユーザー数が減っているうえ、消費者のEC利用の拡大で小売店を取り巻く環境が厳しさを増している。こうした中、店舗とEC一体型のビジネスモデル構築を重点戦略と位置付けている。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.99
親子3代で経営してきた理化学機器や研究用試薬などの卸売会社
同業の専門商社に経営を託すことで、
20年後、30年後の安定経営を選択- #後継者不在
- #業界再編
- #従業員雇用
- #老舗
- #商社・卸・代理店
-
INTERVIEW No.98
後継者問題や大手参入にどう挑むか。
地域に根ざした二社のM&Aが目指す中小企業の未来像- #後継者不在
- #業界再編
- #地方創生
- #老舗
- #小売業