M&A NEWS

2022/02/01

ソニーグループ<6758>、米ゲーム会社バンジーを買収

ソニーグループは2月1日(米西部時間1月31日)、ゲーム子会社の米ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE、カリフォルニア州)を通じて、米ゲーム開発会社バンジー(ワシントン州)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。買収総額は36億ドル(約4140億円)。バンジ―は「ヘイロー(Halo)」「デスティニー(Destiny)」などの人気ゲームシリーズを持つ。ソニーは世界的な有力ゲーム会社を取り込み、自社の家庭用ゲーム「プレイステーション」の利用者拡大につなげる。

買収後も、バンジーは引き続き独立したゲーム開発スタジオとして運営され、プラットフォーム(パソコン、ゲーム専用機などのプレーするためのハード)を問わず、ゲームを提供する。

ゲーム業界では1月半ば、米マイクロソフトが米ゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表した。コロナ禍も手伝い、ゲーム市場が拡大する中、ここへきて大型M&Aが熱を帯びている。

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