M&A NEWS

2022/01/27

ミライト・ホールディングス<1417>、西武ホールディングス<9024>傘下の西武建設を子会社化

ミライト・ホールディングスは27日、西武ホールディングス傘下で総合建設業(ゼネコン)の西武建設(東京都豊島区。売上高686億円、営業利益29億6000万円、純資産417億円)の株式95%を取得し、子会社化すると発表した。通信キャリア各社による設備投資の抑制で主力の通信工事需要が減少する中、街づくり関連やグリーン発電などの成長領域で事業展開を加速するのが狙い。取得価額は約620億円。取得予定日は2022年3月31日。

西武建設は1941年設立で、西武鉄道が全額を出資。鉄道関連工事や鉄道沿線・リゾートなどのエリア開発に伴う建築・土木工事を手がけてきた。西武ホールディングスは経営改革として、資産を減らして運営に比重を置くアセットライトな事業運営を打ち出しており、今回の西武建設売却もその一環。

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