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2021/12/08
日立造船<7004>、日本製鉄<5401>傘下でごみ焼却発電施設関連のドイツSteinmüller Babcock Environmentを子会社化
日立造船は、日本製鉄傘下で、ごみ焼却発電施設の設計・建設やメンテナンスを手がけるドイツSteinmüller Babcock Environment GmbH(SBE。売上高110億円、営業利益△99億1000万円、純資産△19億2000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。日立造船はスイス子会社を通じて、ごみ焼却発電関連事業を欧州で展開しているが、SBEとは得意とする市場や製品分野が異なり相互補完が見込めると判断した。取得価額は非公表。取得予定は2022年2月頃まで。
SBEを子会社化するのは日立造船のスイス現地法人Hitachi Zosen Inova AG(HZI)。ごみ焼却発電施設に関し、HZIは英国やスイス、中東、ロシアなどを主力市場とするが、SBEはドイツ、フィンランドなどの北欧で納入実績を積み重ねてきたほか、ボイラー関連のサービスにも強みを持つ。
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