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2016/12/22

古河電気工業<5801>、日本電信電話<9432>傘下のNTTエレクトロニクスと通信関連部品事業を統合

古河電気工業は、日本電信電話(NTT)傘下のNTTエレクトロニクス(横浜市)と、光通信関連部品の共同出資会社2社を設立すると発表した。クラウドサービスなど通信量の拡大を背景に光通信関連部品は需要の増加が見込まれるため、それぞれの事業を統合して、より効率的・安定的な生産体制を構築するのが狙い。

対象となるのは平面光波回路(PLC)製品と光半導体製品の製造事業。PLCを製造する新会社はNTTエレクトロニクスオプテック(茨城県那珂市戸)で、移管する事業の直近売上高はNTTエレクトロニクスが58億8000万円、古河電気が12億7000万円。事業移管後の出資比率はNTTエレクトロニクスが80%、古河電気が20%となる。

光半導体製品を製造する新会社は古河ファイテルオプティカルデバイス(千葉県市原市)で、移管する事業の直近売上高は古河電気が114億円、NTTエレクトロニクスが32億4000万円。事業移管後の出資比率は古河電気が60%、NTTエレクトロニクスが40%となる。

会社分割実施予定日は2017年4月3日。

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