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2016/10/28

アステラス製薬<4503>、ドイツの抗体医薬品メーカーGanymed Pharmaceuticalsを子会社化

アステラス製薬は、がんに対する抗体医薬品を開発するドイツのGanymed Pharmaceuticals AG (マインツ)の全株式を取得し子会社化することを決めた。取得価額は約482億円で、開発中のがん抗体医薬品の臨床プログラムの進捗に応じて、最大約982億円を支払う可能性がある。Ganymedを傘下に取り込むことで、成長が期待されるがん領域での新薬開発を強化するのが狙い。

Ganymedは2001年に設立された非上場のバイオ医薬品企業で、新規のがんに対する免疫療法の研究開発に力を入れている。現在複数の開発品を保有しており、胃食道がん患者を対象とした治験で良好な結果を得ているという。取得は数週間以内に完了する予定。

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