M&A NEWS

2011/12/15

富士フイルムホールディングス<4901>、携帯型超音波診断装置大手の米ソノサイトをTOBにより子会社化

富士フイルムホールディングスは米国子会社を通じて、携帯型超音波診断装置製造大手の米国SonoSite, Inc.(ソノサイト、ワシントン州。売上高214億円、営業利益21億円)をTOB(株式公開買い付け)により子会社化すると発表した。約9億9500万ドル(約776億円)で全株式を取得する。

富士フイルムHDは、今後も成長が見込まれる携帯型超音波診断装置市場に本格的に参入することで、超音波事業をメディカルシステム事業の新たな柱として育成する。一方、ソノサイトは富士フイルムが持つX線画像診断分野におけるソリューションや販売拠点の活用が可能になる。

買い付けは米国時間2011年12月16日から20営業日以内に開始し、開始後21営業日で終了する。

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