IT業界について
市場規模はIT業界全体で、14兆~15兆円と言われており、人口減少が続く日本国内において、数少ない伸びている業界の一つです。トレンドとなっている「DX」など生産性向上に関わるソフトウェアやアプリケーションだけでも5兆円の市場規模があり、これらの生産性向上に関するサービスは全業界に関して必要な産業であることからも、近年大きな注目を集めています。
IT業界の中でも成長著しいAIとITコンサル
「AI市場」が拡大している要因としては、これまでのIT業界が多重下請け構造になっているとされ、発注元に対して一次請けとなるITコンサルやベンダーがおり、そこから二次請け三次請けに下りていく労働集約型のビジネスモデルであった中で、AIが登場したことで、「これまで10人でやっていた内容も、機械学習を通して10分の1に縮小できるのではないか」という期待が生まれているためです。実際にそのような未来を描くAIの上場企業も出てきています。
また「ITコンサル事業」が拡大している領域としては、従来企業の全社戦略・IT戦略をコンサルティングしていた企業が、システム開発会社の業務を担い、戦略立案~IT実装を行い、より付加価値の高いサービス展開を行っているためです。具体的にはアクセンチュアやデロイトトーマツなどのITコンサルと呼ばれる企業がその領域に入ってきています。アクセンチュアなど大手7社では日本国内の従業員が71,000人を越え、ここ3年で4割人員を増やし急拡大していることからもその成長の早さが伺えます。
IT業界におけるM&Aの件数推移
コロナ禍による影響なども大きくなく、安定して伸びているのがIT業界のM&Aの傾向です。
今後も同じように伸びていくと予想され、より加速する可能性もあると考えています。
IT業界が抱える課題と解決手段としてのM&A
- 多重下請け構造
- 経営者の高齢化
- IT人材の確保
- 顧客の獲得
課題➀多重下請け構造
M&Aによって規模が拡大することで、よりサービスラインナップが増え、待遇を上げていくことができるようになります。元々四次請けなどで請け負っていたものが、ITコンサルと提携したり上位のレイヤーと組むことで単価を上げたり、適正価格で仕事を請け負うことができるようになります。中堅中小企業だと商流を単独で変更していくことが難しいところが、上場企業やプライム案件を受けている企業、ITコンサル等の傘下に入ることでできるようになるケースです。
課題➁経営者の高齢化
経営者が高齢化した企業において社内に経営層が育っていない場合、M&Aによって経営人材をアサインしてもらったり、資金力のある企業と組むことで外部のプロ経営者を呼ぶことができるようになります。
課題➂IT人材の確保
M&Aによって新しい技術を持った人材そのものの確保や、企業価値上昇による採用力強化などによって人材不足を解決することができます。
課題➃顧客の獲得
M&Aによって大手企業と組むことで、大手の持つブランド力や販売チャネルを手に入れることができ、販売の課題を解決することができます。
IT企業経営者におけるM&Aのメリット
譲渡する側の企業経営者にとって経済的なメリットは最大のポイントです。若い方であればその資金を元に新しい事業を行うことができ、高齢の方であれば譲渡対価で資産形成をしていくことができます。
また、IT人材不足の問題を抱えている企業や次世代リーダーや後継体制が整っていない企業にとっては、M&Aを行うことで時間をかけて新たに人材を育てていくよりも遥かに早く優秀な人材を確保できるメリットがあります。
IT企業のM&Aの注意点(譲渡企業側の注意点)
相手を見極める
競業避止
チェンジオブコントロール
IT業界のM&A事例5選
IT業界のM&A事例①
上流から下流までロングテールでビジネスモデルを構築し、あらゆる顧客のニーズに対応し、競争力を強化していく
IT業界のM&A事例②
自社独自のソリューションやパッケージを持つことで幅を広げていく
IT業界のM&A事例③
人員層を強化・拡大していくこと
IT業界のM&A事例④
経験豊富なパートナーとIPOを目指す。
投資ファンドは投資のプロフェッショナルであり、株式市場に詳しい人材が多く揃っています。内部統制や事業計画の策定、人材採用計画、株式市場との向き合い方等について、豊富な経験を持つパートナーとして投資ファンドの資本を受け入れる事例も増えています。
IT業界のM&A事例⑤
日本での拠点を作る
IT業界のM&Aにおける最近の動き
専門家にM&Aを相談するメリット
- 数少ない成長している業界である
- 「AI」などの技術革新が急速に進んでいる
- 「多重下請け構造」などの構造的課題を抱えている
- 成長に対して人材が常に不足している
変化の早いIT業界のM&Aの相談は、業界の知識や特性を正しく理解している成約実績豊富なコンサルタントに相談しましょう。
ストライクのM&Aコンサルタント
成長戦略部長
松田 拓馬
大学卒業後、メガバンクへ入行。中小・ベンチャー企業から上場大手企業まで幅広く担当。企業の実態分析からPJファイナンス、海外進出支援やM&A、IPOなどの資本・経営戦略に向けたソリューション提案などに従事。その後、ストライクに入社。IT・製造業、建設業、コンサル、小売、広告等、幅広い業界の成約を実現。社内年間最多の成約数・売上高を誇る。〈過去支援案件の株式譲渡累計総額800億円〉
成長戦略部 チームリーダー
井出 光
大学卒業後、リクルートへ入社。営業・マネジメント・事業企画・プロジェクト立ち上げ等の業務に従事。社内表彰複数受賞。担当クライアントのPMIの一部に携わったことがきっかけで、ストライクに入社。M&Aコンサルタントとして、SIer、SaaS、プロダクト開発、広告、人材、不動産等の業種の担当をし、上場企業との資本提携や投資ファンドへのExit等、豊富な成約実績を誇る。2022年度、2023年度営業成績優秀賞を受賞。〈過去支援案件の株式譲渡累計総額160億円〉
成長戦略部 チームリーダー
森本 真仁
大学卒業後、双日へ入社。M&A、新規事業投資およびプロジェクトファイナンスの組成を経験し、ストライクに入社。M&Aコンサルタントとして、IT企業、ヘルステック、リユース企業など、多数の成約実績を誇る。2023年度に営業成績優秀賞を受賞。〈過去支援案件の株式譲渡累計総額200億円〉
浅井 有治
大学卒業後、ITベンチャー企業へ入社。ベンチャー・スタートアップ企業の経営者を中心に法人営業に従事。ITベンチャーでIPOを経験し、その後ストライクに入社。ゲーム、SIer、広告、メディア、エンタメなど、複数のM&A案件に関与。
大田 知広
大学卒業後、ストライクへ新卒入社。主にITや人材、消費財、ヘルスケアを中心にM&A案件を担当。M&Aコンサルタントとして人材業やEコマース、広告制作等、複数の成約に関与。同年代のコンサルタントの中で、最速・最多の成約実績を誇る。垂直統合型M&Aの提案から、プライベートエクイティファンドへの承継支援等、様々な案件に携わる。
二郷 航
大学卒業後、総合商社へ入社。国内・海外問わず、様々な企業とのM&A・合弁会社設立に従事し、投資先の海外事業会社への駐在も経験。その後、ストライクに入社。M&Aコンサルタントとして、IT・Eコマース・産業廃棄物処理・人材派遣等、複数の成約に関与。中堅中小企業の事業承継型M&Aから成長戦略型M&Aまで、様々な案件に携わる。
奥田 陸斗
大学卒業後、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)へ入社。中堅から大規模な企業までを対象に法人営業に従事。金融・アグリ・不動産・小売等、幅広い業界を担当し、その後、ストライクに入社。M&Aコンサルタントとして、IT・人材派遣・小売等の複数案件に関与。
田中 勇次
大学卒業後、M&Aブティックにて事業承継コンサルティングに従事。主にヘルスケア、製造、建設業の成約に関与。2023年ストライクに入社。現在はIT、メディア、ヘルスケア、人材派遣業など多岐にわたる業種のM&A仲介業務を行い、多数のM&A案件に携わる。
西 隆盛
大学卒業後、大手証券会社に入社。主に中小企業向け法人営業に従事し、IT・製造業・不動産等、様々な業界の顧客を担当。社内表彰複数受賞。その後ストライクへ入社し、M&Aコンサルタントとして、IT・リユース・不動産・製造業等複数の案件に携わる。
庄野 祐介
大学卒業後、地方銀行へ入行。中堅中小企業の法人営業や投資銀行部門で国内外債券、国内外株式、REIT、プライベートエクイティなどの運用を経験後、ストライクに入社。M&Aコンサルタントとして、IT業・建設業・物流業・製造業など、複数の成約に関与。
富永 宏大
大学在学中に、インターンシップにてECプラットフォームや映像制作会社のM&A案件に関与。大学卒業後、ストライクへ新卒入社。主にITの案件を中心に、ソフトウェア開発やメディアに加え、人材派遣やリユース、卸売業等の多岐にわたる業種のM&A仲介業務を行い、多数のM&A案件に携わる。
長谷川 奨
大学卒業後、ベンチャー業界特化メディアを運営する大手メディアへ入社。上場・未上場のベンチャーオーナーへ向けた営業活動に従事。新人MVP、全社MVP、海外現法立ち上げ等を経てストライクに入社。入社後は複数のM&Aの成約に携わる。
中村 隼
大学卒業後、新卒で独立系M&Aアドバイザリー会社に入社。財務モデリング、M&Aアドバイザリー業務、再生支援業務、ストラクチャリング業務に従事。その後、大手M&A仲介会社にてM&Aコンサルタントとして社内トップクラスの実績を残し、社内表彰を多数受賞。上場を目指すIT企業と投資ファンドの成約など、成長戦略型のIT企業の成約実績を多数誇る。〈過去支援案件の株式譲渡累計総額120億円〉
出井 直博
大学卒業後、大手証券会社に入社。主に中小企業向け法人営業や富裕層の個人営業に従事し、IT・製造業・建設業等、様々な業界の顧客を担当。その後ストライクへ入社し、MA&コンサルタントとして、IT・建設業・メディアなど、多数のM&A案件に携わる。
岡本 佳祐
大学卒業後、信用金庫へ入社。法人向け融資や本業支援にて多くの中小中堅企業を支援。複数回の社内表彰受賞を経て、本部の地域創生担当部署に配属。地域全体の活性化、法人顧客の本業支援プロジェクトの企画、立案に従事。中小企業診断士の資格取得を経てストライクに入社。M&AコンサルタントとしてIT、不動産、飲食業等複数案件に携わる。
藤井 大也
大学卒業後、ストライクへ入社。フロント配属当月に複数のアドバイザリー契約を頂く等、社内記録を残し、その後M&Aコンサルタントとして、IT、Web、広告、人材等の業種のM&Aをサポート。中堅中小企業の事業承継に加え、再生支援業務や、段階的な資本戦略による成長戦略型のM&A提案も行う。
井吹 祐太
大学卒業後、大手証券会社へ入社。主に法人営業や富裕層の個人営業に従事。その後ストライクへ入社。M&Aコンサルタントとして、事業承継型M&Aだけではなく成長戦略型M&Aにて、IT、自動車、エンタメ、飲食業等複数の案件に携わる。
IT業界におけるストライクの実績
成約インタビュー
M&Aにより勝ち残る。
ソフト開発×ハード販売の企業が
M&Aを選んだ、その狙いは
電力や鉄道などの制御システム開発会社を
グループに迎え入れた狙いとは
会社&社員を業界トップに育て上げた女性社長
将来の成長を見据え会社の譲渡を決断
他社にない強みを持つ企業を迎え入れ
事業の多角化&ストック化を推進
成約実績
所在地:関東
所在地:関東
譲渡理由
後継者不在M&Aスキーム
株式譲渡所在地:関西
所在地:中部・北陸
譲渡理由
後継者不在M&Aスキーム
株式譲渡所在地:関東
所在地:関東
譲渡理由
後継者不在M&Aスキーム
株式譲渡所在地:中部・北陸
所在地:関東
譲渡理由
株主利潤の獲得M&Aスキーム
株式譲渡