当たり前のこと。
でも、とても大切なこと。

私たちの仕事は、会社を譲渡したい方と買収したい方の間に入ってM&Aをまとめることです。大きなお金が動きますし、その分私たちがいただく仲介手数料も大きな額になります。だからこそ、そういった金額をいただくに相応しい仕事をしているか、できているかということは常に意識するようにしています。
プロとしてしっかりと的を射たアドバイスをすること。そして、メールなどの連絡がきたら早く返す・聞かれたことには正直に答える・必要な資料をしっかりとつくるなど、仕事をする上での基本的な部分を磨き続けること。いずれも当たり前なことですが、この当たり前のことこそ、とても大切なことだと思っています。
最終的にM&A仲介という仕事の成否は、任せてもらえるかどうか。つまり、自分の行動のすべてを相手にとって価値あるものと感じてもらわなければなりません。そのためには、日々、当たり前のことを積み重ねていくことが大切です。その積み重ねの先にクライアントとの信頼関係が構築され、結果的に気持ちのいい取引ができるのではないでしょうか。

関係者すべてと
信頼を結ぶことが
成立のカギ。

提携している金融機関からの紹介ではじまった案件の話です。創業社長から奥様が事業を引き継いだ会社だったのですが、後継者候補の息子様が急病で他界されてしまい。最初の面談ではお話できるような状況ですらありませんでしたが、何度も足を運び、時間をかけ、奥様が前を向かれてきた段階で初めてM&Aのお話をさせていただきました。じっくりと時間をかけ、譲渡企業と買収企業、さらに紹介者である金融機関との信頼関係の構築により成約に至ったという案件です。これは一つの印象的な例ではありますが、M&Aは基本的に譲渡・買収双方の信頼関係でのみ、成立すると考えています。だからこそ、それを結ぶ私たちが信頼されないと成り立つものも成り立ちません。多くの人が関わるからこそ、それぞれの人としっかりと向き合うことが大切だと感じています。

関わるすべての人を幸せにするM&Aを。

私がM&A仲介でもっとも大切にしていることは、関わってくれる人が全員喜んでくれること。会社を譲渡したい人は自分の株式や事業を売却したいと思っていて、会社を買収したい人は自分の事業を拡大させたいと考えています。そして私たちストライクもマッチングさせたいという気持ちがあります。その中で、成約に至ったとき全員が納得し、心から歓べるようなM&Aを成立させないといけない。譲渡企業が買収企業と一緒になることで、より強くいい会社になれば社会にも貢献できますし、そこで働く従業員の方々の待遇も改善されます。関わった多くの人を幸せにできることがM&Aの最大の魅力ではないでしょうか。
私たちはM&Aの現場では黒子なので、自分たちの都合で何かを押しつけることは決してしません。無理に成約を急がせることもないですし、最終的にクライアントがM&Aではない決断をしたときにも、もちろんそれを尊重します。それはストライクという会社の風土としてずっと守られてきたものですし、今後も変わらない部分だと思います。そして、私にとってもそれがストライクの最大の魅力だと感じています。

“当たり前”
こそ大切に

人と、
丁寧に向き合う

関わる全ての人を
幸せに