ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」を主力事業とし、急成長中の株式会社ログリーが、転職メディア「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社を100%買収した。譲渡価額は7億円(＋アーンアウトで最大3億円)。
motoは、転職メディア「転職アンテナ」を運営しており、総合的な転職に関する情報を提供している。2020年9月期の売上は3億円超、営業利益は約8,000万円。
ログリーは2020 年3月期からの中期戦略で、さまざまな広告ジャンルを取り扱うポートフォリオ拡大、マーケティング・テクノロジー領域への進出など、既存事業の基盤強化を行っている。
今回の子会社化は、ログリーグループとして約6,000億円市場ともいわれる転職市場を対象とした広告配信ジャンルの拡大に貢献するだけでなく、ビッグデータ解析で培った技術力と「転職アンテナ」における転職者傾向のデータ分析を掛け合わせることで、新規事業の創出が可能であると考えているようだ。
motoの代表取締役である戸塚俊介氏は、転職関連のビジネス書籍「転職と副業のかけ算」（扶桑社）の著者で、Twitter フォロワー数12 万超を獲得するなど、転職を考える個人からの支持も絶大である。