UTグループは、人材派遣事業を手がける富士通エフサス・クリエ(川崎市。売上高60億円、営業利益6200万円、純資産7億4200万円)の株式51%を取得し子会社化することを決めた。富士通グループとの関係を一層強化するとともに、大手企業向けに人材流動化をはじめとする構造改革支援サービスの強化につなげる。取得価額は1億9000万円。取得予定日は2021年10月1日。
富士通エフサス・クリエは富士通や富士通エフサスなど富士通グループ各社を主要取引先とし、1200人が在籍。銀行や官公庁、外資系企業などへの事務系派遣をはじめ、エンジニア派遣、ITインフラ運用に関するヘルプデスク・サポートデスクなどの請負事業を展開している。
UTグループは2018年に富士通アプリコ(現FUJITSU UT)を傘下に収め、人材派遣事業で協業を推し進めている。