サイバーリンクスは、自治体向け文書管理システムを展開するシナジー(沖縄県宜野湾市。売上高10億円、営業利益100万円、純資産2億3700万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。新たなサービスを取り込み、官公庁向けクラウド事業の成長促進につなげる。取得価額は1億8100万円。取得予定日は2022年7月14日。
シナジーは2010年に設立し、自治体向けに開発した文書管理システムを「ActiveCity」の名称で販売している。
サイバーリンクスは和歌山県、大阪府南部エリア、奈良県の自治体を中心にクラウド事業を手がけている。自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に合わせ、今後、自治体の文書管理システム市場が急速に拡大すると見込まれており、対応を急ぐ。