IMAGICA GROUPは米国子会社のPixelogic Holdings, LLC(カリフォルニア州)を通じて、韓国でダビングスタジオを経営するJuice Media(ソウル)を買収することを決めた。韓国でこれまでの字幕制作サービスに加え、吹き替えサービスも提供するのが狙い。非英語圏作品のグローバル配信が増加する中、アジア市場でのサービス体制を強化する。取得価額は非公表。取得は2022年5月末に完了予定。
Juice Mediaは2008年設立で、ダビング、オーディオ、音楽制作を専門とし、ハリウッドメジャースタジオや動画配信事業者、韓国のコンテンツ制作者などを顧客とする。
今回Juice Mediaを傘下に収めるPixelogicはロサンゼルスに拠点を置き、ハリウッドメジャースタジオや動画配信事業者、放送局に対して映画・ドラマ・アニメーションなどの映像コンテンツの制作から、ローカライゼーション(吹き替え、字幕制作)、流通までのサービスをワンストップで提供している。IMAGICA GROUPは2020年10月、持ち分法適用関連会社だったPixelogicの株式を追加取得して子会社化した。