サントリー食品インターナショナルは、ナイジェリアで清涼飲料の製造・販売を手がける子会社Suntory Beverage & Food Nigeria Limited(ラゴス)の全株式を、投資会社のモーリシャスAfrica FMCG Distribution Ltd.(AFDL、ポートルイス)に譲渡することを決めた。ナイジェリア事業の成長に向けてあらゆる選択肢を検討した結果としている。譲渡価額は約15億円(貸付債権約7億円の譲渡を含む)。譲渡予定は2022年6月まで。
サントリー食品は2016年、英国製薬大手グラクソ・スミスクラインからナイジェリアでの飲料事業を取得した。ナイジェリアで展開してきた「Lucozade(ルコゼード)」、「Ribena(ライビーナ)」ブランド製品については独占的な製造・販売権をAFDLに付与することで合意した。