日本ホスピスホールディングスは、札幌市で住宅型有料老人ホームを中心に介護事業を手がけるノーザリーライフケア(札幌市)の株式70%を取得し子会社化することを決めた。両社の事業内容の親和性が高く、北海道におけるホスピス住宅の展開の第一歩として、今後の事業拡大に寄与すると判断した。取得価額は非公表。取得予定日は2022年4月1日。
日本ホスピスHDは末期がん患者とALS(筋萎縮性側索硬化症)など難病患者のためのホスピス住宅の運営を主力とする。長年、東京都、神奈川県、愛知県を地盤としてきたが、昨年、京都市、神戸市に新たに進出し、現在25施設を保有する。
傘下に収めるノーザリーライフケアは2015年設立で、住宅型有料老人ホームのほか、重度訪問介護、訪問介護、訪問看護、看護小規模多機能居宅介護事務所などを運営する。